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自費出版をどのように作りますか?

自費出版をどのように作りますか?

1. まず判型(本のサイズ)を決めましょう。

2. 次に本文の組み方を考えましょう(組見本9パターン)

3. ページ数の計算方法。

4. 製本方法を決めましょう。

5. 部数を決めましょう。

6. 出版社を決めましょう。  

自費出版の判型

 自費出版のジャンルによる判型の決まりは特にありません。自分史や句集、歌集、エッセイは一般的な傾向として四六判(B6判)が多いようです。技術書や実用書、論文などはA5判が主流です。論文集や技術書でも図版や図表や写真を多く掲載する場合はタテ組よりヨコ組の方がレイアウトし易く、図版や写真を大きくできるので判型もB5判やA4判がお薦めです。
以下判型の比較と組見本をご覧いただき、参考にしていただきたいと思います。

四六判の横サイズは127mm〜129mm
⇧表をクリックすると拡大します
 

 

■自費出版のジャンル別の判型

B4判  写真集、画集、絵本

A4判  写真集、画集、絵本、楽譜、紀要

B5判  家系譜、郷土史、写真集、画集、絵本

A5判  論文集、社史、技術書、大学紀要

四六判(B6判)エッセイ、自分史、随筆、
      句集、歌集、詩集、小説、実用書、

新書判 新書本
文庫判 文庫本
   文庫判はロングセラーの単行本が出版権の期限が切
れた時期
   に廉価な文庫本として出版されるもので、自費出版本として
   は
り利用されません。しかし、装幀を工夫すればハンディ
   で素敵な
詩集やエッセイや画集を低価格で作ることも可能です。

四六判 自分史・遺稿集・評論集の組見本

 本文の組み方は本作りでも最も重要なものです。まず読みやすさを第一に考えましょう。文字サイズを決め、一行の字数と一ページの行数を決める作業から始まります。

 下の組見本は一例で、例えば自分史の40字を41字に、反対に39字に変更したり、17行を18行にすると読みやすさも印象も変わってきます。本のサイズが決まりましたら、打ち合わせにもとずき2〜3通りの“組見本”をお作りいたします。

           ⬇️画像をクリックすると拡大します
 

自分史
40字×17行(例) 
680字

四六判で標準的な組版。文字サイズは10ポイント(14級)。

遺稿集
21字×18行×2段組

756字

1段組 40字×17行=680字と2段組21字×18行=756字の二通りの組版で変化のある編集。   
文字サイズは1段組10p、2段組9p。            

評論集
26字×16行(例)

416字

映画とインテリアについての評論集。天に映画のビデオ情報、地に映画シーンの写真と小さいページの中で多彩な編集。文字サイズは10p。            

四六判 句集・歌集の組見本

 句集や歌集の出版を思い立ったけれど、作品が少ない方。反対に膨大な句作があり選句に迷いどうまとめたらいいか分からない、ということもしばしばあります。句集や歌集で1ページに何句入れるかは特に決まりはありませんが、傾向としては2句や3句が多いようです

 また自身の句を年代順にすべて並べたら1,000句にもなったという場合は、ページ数を減らすために1ページに5句といった編集も選択できます。厳選した句をページに1句といった本格的な句集もあります。1ページ1句の場合、制作費用はかさみますが句の表現の広がりと深みがでるともいえます。

           ⬇️画像をクリックすると拡大します
 

1ページ5句

990句を年代順に並べ、節目の年代別に中扉で区切り、1ページ5句とし、198ページ+16ページで全体で214ページの句集。文字サイズ12ポイン  

ト。  

1ページ2句

300句から200句を選句し、本文2句立て。100ページ+8ページで108ページの句集。文字サイズ12ポイント。    

1ページ2句(註釈あり)

自註つきの合同句集。文字サイズ本文11ポイント、註釈8ポイント。          

A5判 論文集、随筆、旅行記の組見本

論文集
28字×23行×2段組 
1,288字

原稿量が多く、ページ数を抑える場合にお薦めの組版。
文字サイズ8.5ポイント。

エッセイ集
32字×10行 
320字

原稿量が少なく本の束(本の厚み)を確保するために少し大きめの文字サイズで天地・のど、小口を広めにとり、ゆったりとした組版。
文字サイズ11ポイント

旅行記
29字×28行 横組
812字

A5判横組の文字サイズ大きめの標準的な組版。旅行記のため欧文やカタカナ、数字が多い場合は横組がお薦めです。
文字サイズ10ポイント

画集、写真集

 

その他の判型の組版(一例)

新書判40字×15行=600字 40字×16行=640字  文字サイズ 9ポイント
文庫判 42字×16行=672字 43字×18行=774字  文字サイズ 8ポイント 

ページ数を計算しましょう。

           ⇧表をクリックすると拡大します
枚数は400字詰め原稿用紙です。文字サイズや字数、行数は使用する判型や原稿量の多寡によって自由に決めることができます。表中のページ数は本文のみです。これに本扉、目次、前書き、奥付など7〜8Pプラスしたページ数が実際の仕上がりページ数です。

〈参考〉             
本文組 8p〜10p       
絵本等は12p〜14p       
 見出し 12p〜20p
                           

       計算例        

●B6判の自分史を100ページ位で自費出版をご検討の場合の原稿量は?

■組体裁 40字×17行=680字/ページ
文字サイズ 10ポイント(14級、3.5mm)
680字×100ページ=68,000字 
68,000字÷400字=170枚   
400字詰原稿用紙が170枚
参考〉150ページでは255枚

●A5判の論文集を400字詰原稿用紙で350枚(140,000字)あり、予算の関係で100ページ位で出版希望だが、可能だろうか?

■組体裁 28字×23行×2段組=1,288字/ページ
文字サイズ 8ポイント(11級、2.75mm)
140.000字÷1,288字=109p+8p→117ページ
少しオーバーしますが可能です。

製本方法を決めましょう

製本方法には大きく分けて2種類の方法があります。
上製本(本製本、ハードカバー)
並製本(仮製本、ソフトカバー) 並製本には3種類の綴じ方があります。
 ・無線綴じ(平綴じ) 背の部分を接着剤で固め、厚紙の表紙で包む
 ・中綴じ(針金綴じ) 2つに折った本文と表紙の折部分を針金で綴じる(週刊誌など)
 ・小口折 表紙とカバーが一体化した製本。軽フランス装ともよばれる。

小口折の詳細はこちらから

           ⬇️画像をクリックすると拡大します
 

上製本(ハードカバー)

句集、歌集、画集、写真集、社史などにお薦めです。並製本の無線綴じに比べ堅牢性、耐久性にすぐれ、なによりも見た目の豪華さがあります。     

並製本(無線綴じ)

エッセイ、ノンフィクション、小説、実用書、技術書、旅行記等オプションでフルカラーのカバーをつけることで、画集や写真集も豪華に造本することができます。         

並製本(中綴じ)

無線綴じと用途は同じですが、やや本の仕上がりに安っぽさがあります。ページ数にも制約があるため一般的には64ページを超えるものは無線綴じをお薦めします。         

部数を決めましょう

 書店流通の市販本は編集費・撮影・データ作成・用紙・印刷・製本などの製作原価に著者印税、書店と取次のマージン、さらに流通、在庫管理のコストの総計から販売価格を決定します。それらの過程から発行部数が確定することになります。
 しかし、自費出版ではあくまでも著者の必要とする部数が第一義です。もちろん100部より200部の方が一部単価はかなり安くなりますが、後に多くの在庫をかかえるリスクもあります。必要部数プラス15〜20パーセントが一つの目安となります。

出版社を決めましょう

自費出版を依頼する出版社、印刷所を決める目安は以下の4点です。

1. 依頼者の疑問、相談に対し適格で誠実な対応ができるか。
2. 自費出版を含め書籍出版の実績があるか。
3. 会社の特徴を見極める。
4. 見積書や契約書の内容を詳しくチェック。

業者選びの詳しい内容はこちらから

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